「生きたツボを取る」
- 2014/11/18
- 11:41
「生きたツボを取る」
「生きたツボを取る」鍼灸学校の学生の時読んだ深谷灸法の本に書かれて・・・
【生きたツボを取る】
「生きたツボを取る」鍼灸学校の学生の時読んだ深谷灸法の本に書かれていた
記憶が有ります。
確か深谷灸法では圧痛が出ているツボが大切な治療ポイントだったと思います。
私は「生きたツボ」という言葉に初めて触れて「私も取るなら生きたツボ良い!」
と思っていました。
しかし「生きたツボ」、言葉では理解出来ても感覚的には漠然として解らないまま
時が過ぎて行きました。
東洋はり医学会では「生きたツボ」を取る事に非常に力を入れています。
「生きたツボ」と聞くと、
圧痛の有る実のイメージしか持っていなかったのですが、この会では虚の反応
(軟弱な所、陥下、弛緩、キョロ、瘀血性鈍麻)
を見つけだすのに非常に力を入れております。
何故か?と言いますと、経絡治療の真髄で有る生命力の強化、
つまり病体を十二経絡の変動と捉えるこの医学では、
弱っている経絡を見付けそれを強くし(補法)
生命力を妨害する物を取り除く(瀉法)、
難経六十九難の虚すれば
その母を補う、実すればその子を瀉すと言う法則に基づいて治療を
行います。
補法瀉法に使う要穴の取穴練習
正しいツボの位置を骨度法に基づき筋肉、腱、骨などを考慮して基本的な
位置を確認する。
その基本的な位置の近辺で「生きたツボ」の所見を探します。
取穴したツボが合っているかどうかの確認
経絡治療を長年やっているベテランの先生に、自分たちが取穴したツボが
正しいかどうかを確認して頂きます。
また自分達も模擬患者さんの脉を診ることにより「生きたツボ」を取穴した場合
に脉状の変化で確認ができます。
このように、「生きたツボ」一つを探すにしても、確実に的確に探していく
のが、この会の特徴です。
なんとなく、良さそうだからこのツボを使う!というあいまいさがないのが
この会のすごいところだと思います。
このため実際の治療では生きたツボを取穴した場合とそうでない場合は脉状に
その差がはっきり現れ当然治療結果に反映されて来ます。
現在、東洋医学を使った治療はしているけれど、漠然としながら治療を進める
事にスッキリしない方や鍼灸学校に通ってるけど東洋医学の面白さや、
必要性がわからない方にもお勧めの勉強会です。
緊張せずにどうぞ一度いらして下さい。
お会いできる日を楽しみにしております。
(内田)
「生きたツボを取る」鍼灸学校の学生の時読んだ深谷灸法の本に書かれて・・・
【生きたツボを取る】
「生きたツボを取る」鍼灸学校の学生の時読んだ深谷灸法の本に書かれていた
記憶が有ります。
確か深谷灸法では圧痛が出ているツボが大切な治療ポイントだったと思います。
私は「生きたツボ」という言葉に初めて触れて「私も取るなら生きたツボ良い!」
と思っていました。
しかし「生きたツボ」、言葉では理解出来ても感覚的には漠然として解らないまま
時が過ぎて行きました。
東洋はり医学会では「生きたツボ」を取る事に非常に力を入れています。
「生きたツボ」と聞くと、
圧痛の有る実のイメージしか持っていなかったのですが、この会では虚の反応
(軟弱な所、陥下、弛緩、キョロ、瘀血性鈍麻)
を見つけだすのに非常に力を入れております。
何故か?と言いますと、経絡治療の真髄で有る生命力の強化、
つまり病体を十二経絡の変動と捉えるこの医学では、
弱っている経絡を見付けそれを強くし(補法)
生命力を妨害する物を取り除く(瀉法)、
難経六十九難の虚すれば
その母を補う、実すればその子を瀉すと言う法則に基づいて治療を
行います。
補法瀉法に使う要穴の取穴練習
正しいツボの位置を骨度法に基づき筋肉、腱、骨などを考慮して基本的な
位置を確認する。
その基本的な位置の近辺で「生きたツボ」の所見を探します。
取穴したツボが合っているかどうかの確認
経絡治療を長年やっているベテランの先生に、自分たちが取穴したツボが
正しいかどうかを確認して頂きます。
また自分達も模擬患者さんの脉を診ることにより「生きたツボ」を取穴した場合
に脉状の変化で確認ができます。
このように、「生きたツボ」一つを探すにしても、確実に的確に探していく
のが、この会の特徴です。
なんとなく、良さそうだからこのツボを使う!というあいまいさがないのが
この会のすごいところだと思います。
このため実際の治療では生きたツボを取穴した場合とそうでない場合は脉状に
その差がはっきり現れ当然治療結果に反映されて来ます。
現在、東洋医学を使った治療はしているけれど、漠然としながら治療を進める
事にスッキリしない方や鍼灸学校に通ってるけど東洋医学の面白さや、
必要性がわからない方にもお勧めの勉強会です。
緊張せずにどうぞ一度いらして下さい。
お会いできる日を楽しみにしております。
(内田)
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